ケアカンファレンスの様子
こんにちは!!!
暑い日が続き、1日1日夏に近づいている気配がしますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、煌奏館でのケアカンファレンスの様子をご紹介したいと思います。
まず、煌奏館では施設長、看護職員、介護職員、相談員、介護支援専門員、機能訓練指導員、管理栄養士、事務員、清掃員など、様々な職種のスタッフがご利用者様の支援を行っています。
利用者様が「尊厳」を持った生活を送れるよう日々、多職種にて情報共有を行っています。
ご本人様にも参加して頂いています。
まずは、利用者様から一言お言葉を頂きます。
「なんか緊張しますね」
と、始めは何を話せば良いか色々考えられている様子でした。
各専門職は、カンファレンス参加するにあたって、利用者様のアセスメントを行います。
日々の生活の様子、看護師からの全身状態の確認、栄養状態、日常生活動作レベル、リスク管理といったように各職種から現状の説明を行っています。
各職種からのコメントを踏まえ、介護支援専門員が現在の状態確認、本人に意向、今後の方針等をすり合わせながら話し合いを行っています。
徐々にカンファレンスの雰囲気にも慣れ、利用者様からの発言も聞かれていました。
この時は、
「家族にトマトジュースを買ってきてもらったんだけど飲んでも大丈夫かな?」
と、ご自身の健康面を気にされている様子でした。
多職種で情報を共有する事で今後のケアの方針や課題、注意点、ご本人様の要望などが明確になるので重要な時間であると実感しました。
会議で話し合った内容を、ご家族に報告し同意を得るという流れでカンファレンスを開催しています。
利用者一人一人、様々な生活背景があり、身体の状態も人それぞれです。
利用者様が何を望んでいるのか、家族は何を望んでいるのか、それぞれ目標を持ってケアにあたる事が大切であると再認識できました。
カンファレンス後もいつもと変わらず、熱心に洗濯物たたみに励まれていました。
できる事を増やしていく事ももちろん大切ですが、今できている事を継続する事も非常に大切であると感じます。
今後も、利用者様が安心して生活できるように、より一層多職種連携に努めていこうと思います。