第2回食支援セミナー🥄
皆様こんにちは!
煌奏館では今年度2回目となる「食支援セミナー」が開催されました。
講師は、普段からお世話になって頂いているクロスケアデンタル様です。
まずは座学で食支援や食事に関連する身体の仕組みを学びました。
正常な食べ方について学んだ後は、色々な不良姿勢で実際に食べ物を食べてみました。
「上を向いたり下を向いたり」、「口を開けたまま」、「舌を動かさずに」、「口の中を乾燥させた状態で」等、
様々な状況で飲み込みを体験しました。
普段、無意識にしている動きでも様々な動きが複合的に行われています。
歳を重ねるにつれて様々な機能低下が生じ、出来ていた部分が出来なくなってしまう。
そのために杖や車椅子などの福祉用具を用いたり、食形態を飲み込みやすいように刻んだり形態を変えてみたりする事で、
出来ない部分を安全にカバーしていく事が重要であると学びました。
介助方法を見てみても、立ったままで食事介助をすると利用者様の顎も上がり誤嚥のリスクが上がってしまいます。
きちんと目線を合わせて介助する事が重要です。
目が見えない利用者様はどのような気持ちなのか?
耳が聞こえない利用者様はどのような気持ちなのか?
実際に体験する事で、自分がどのように介助してもらうと食べやすいのか、逆にどのような姿勢だと食べにくいと感じたのか考える事が出来ました。
今回のセミナーを通じて、自分達が日頃から無意識で行っている動作を見直し、様々なパターンで「食べる事」を体験した事で、今まで以上に利用者様に安全な環境で食事を楽しんで頂きたいと感じました。
クロスケアのスタッフの皆様、お忙しい中、貴重なセミナーをありがとうございました。