機能訓練指導員集合研修
昨年に引き続き、第2回目の『あすか福祉会 機能訓練指導員 集合研修』が開催されました。
2ヶ月毎にオンラインでの会議を行っていますが、実際に対面で会話できる環境では小さい悩みでも気軽に相談する事が出来るように感じます。
今回は神戸エリアでの開催となりました。
あすか福祉会の関東エリア、関西エリア、九州・対馬エリアから16名が参加しました。
まずは、神戸彩光園の言語聴覚士(ST)さんによる嚥下講習です。
摂食嚥下のプロセスは5期に分かれており、嚥下障害がある場合は5期のどこに原因があるかを観察アセスメントする必要があります。
実際に、「舌を使わずに食べてみましょう」「顎を上げて食べてみましょう」など、
様々なシチュエーションでの嚥下を体験しました。
健常な私達が普段無意識で行っている様々な動作を分析し、正常と異常を知る事が利用者の安全に繋がっていくと感じました。
続いて、グループに分かれ症例検討を行いました。
スタッフの数だけ見方があり、とても活発な意見が飛び交っていました。
2日目は、施設見学をさせて頂きました。
神戸エリアでは、特別養護老人ホーム、介護型ケアハウス、看護小規模多機能ホーム、介護老人保健施設が複合しています。
景観もバッチリです✨
リハビリ室にはマシーンも充実しており、老人保健施設ならではの設備でした。
許可を頂き居室も見学させて頂きました。
福祉用具やセンサーなども様々な種類があるのでとても参考になしました。
ホールに戻り、法人の福祉用具委員会からの活動紹介がありました。
福祉用具も常に新しいものが開発されてきています。
展示会や最新の情報に目を配っていきたいと思います。
最後はディグニティ内浜の苗村施設長より、車椅子調整を伝授して頂きました。
車椅子は生活椅子と違い、個々の状態に合わせて背もたれや座面部分の貼り具合を調整できるタイプの物があります。
実際に調整前と後で乗り比べて体験する事ができました。
今回の集合研修でも、新たな学びを得る事ができました。
法人内に施設がたくさんあるという強みを活かしながら、
利用者様が安心・安全に長く過ごせる施設にしていきたいと思います。













