体感してみましょう
みなさん、車いすを押す時、どのくらいのスピードで歩かれていますか?
介助者が普段歩くスピード👣で車いすを押すと、
車いすに乗られる方の体感速度は想像以上に早く感じます。
業務に余裕がないときなど、つい、急ぎ足になってしまいます。
乗車した職員全員から、「こわっ」という声が漏れました。

自走してみましょう♿
利き手足側の片麻痺になられた方を想定しています。
「むずかしい・・・」(進みません)

トイレに行くときを思うと大変ですよね。
ブレーキを外して、小回りして、位置について、ブレーキをして、フットレストを挙げて、
そこから立ち上がって更衣も片手でしなくてはなりませんね。
歩行器歩行はできるけれど、歩行器のコントロールや移乗時が不安な方は介助が必要です。

膝折れやすくみ足現象がある方も多いですね。
↓2枚の写真の違いはどこでしょうか?

前腕支持にすると、安定性が増し、姿勢のコントロールが容易になります。
ユニットの利用者様の歩行を模倣してもらい、手掌把持と前腕支持の違いを感じていただきました。

どの部分を介助するとより安全で、体重移動が容易になるか。
また、利用者様の安心感の違いを感じていただけたのではないかと思います。

と、ディグニティ内浜では月に2回、和やかムードで真面目に介護研修しています。
介護経験者は振りかえり、初心者は基礎的な学習として
現場に持ち帰り、実践していただけたらと思います。
