親子デュエット🎶
今回は、ある利用者様がケアプランの目標を達成できた喜びのご報告です。
脳梗塞の後遺症で半身麻痺があり、思うように身体を動かすことが難しかったり、言語障害にて思うように言葉が出なかったりされています。
また、利用者様の娘様も脳梗塞になり、ご近所に住まれているため、道路を見下ろせる廊下にお連れすると心配そうに娘様を探される事もありました。
娘様を探す利用者様は心配そうな表情で母としての顔が見られました。
そこで、ケアプラン見直しの担当者会議にて、
・娘様もリハビリとしてウクレレを買ってもらったと話されていた。
・ご本人は昔から歌が大好きであった。
・ご本人も失語があるが、歌は比較的スムーズに言葉が出ている。
等の情報が共有でき、ケアプランの目標として
『娘様のウクレレで「ふるさと」を歌えるようになる』
という目標を挙げました。
ユニットでは日頃から密に声掛けを行い発語を促し、
歌唱レクリエーションなどを行ってくれていました。
そして遂に......
娘様と、ふるさとをデュエットする事が出来ました👏👏👏✨
「あなたも聴くの?恥ずかしい🙄」
と言わんばかりのこの表情。
手作りの歌詞カードも良いですね🎶
ウクレレの心地良い音と、美しい歌声に聴き入ってしまいます🎻♪♬
「私の歌声はこんなもんじゃないんだけどな~😞」
と、まだまだ納得されていない利用者様。
これはまだまだ練習をしてもっと上手に歌いたいという事でしょうか。
今後もユニットでコソ練(こそっと練習)しておいて下さいね☆(笑)
普段は中々ご自分で動こうとされない事もあり、
最初の一歩が中々出すことができず、ため息が聞こえる時もあります。
何か目標や楽しみがあるとモチベーションが上がり生きがいに繋がると思います。
これからも、
利用者様の尊厳を大切に多職種でサポートしていきたいと思います。
ご家族の皆様も面会に足を運んで頂き、利用者様とたくさんお話して楽しい時間を一緒に過ごしていただけたらと思います。