阪神淡路大震災から30年
今日は阪神淡路大震災から30年・・・
1995年1月17日5時46分52秒に発生した史上初の震度7の地震・・・各地で追悼式が行われました。
当施設でも集団リハビリで回想療法として胡蝶・鈴虫ユニット皆さんと阪神淡路大震災についてお話ししました。
当施設のある神戸市北区は比較的被害の少ない地域でした。その為幸い大きな被害に合われたご利用者様は少なく、
それでも皆さん「大きな揺れにびっくりした😲」「食器はほとんど割れっちゃったわね😥」「とにかく怖かった😣😣😣😣」
そんなお話が出ました。
30年前と言えば皆さん現役でお仕事されていた方も多く、中には出勤時ちょうど被害の大きかった道路を走行中で
「最初は、車がぶつかってきたかと思ったで!ドーンと車が突き上げられてな!」と話してくださったご利用者様もおられました。
皆さん色々な事を思い出し、涙する方も・・・
神戸新聞社様の出された【阪神大震災全記録】という震災後直後に発行された本を見て頂きながら皆さんで当時を振り返りました。
阪神高速が横たわった写真、町が火の手に包まれた写真、水もなく消火活動が出来ず、呆然と立ち尽くす消防士さんたちの写真
ぐにゃぐにゃになった電車や線路・・・皆さん写真を見てあの日のことが次々よみがえってきます。
最後には神戸市の市歌でもある、「しあわせ運べるように」という阪神淡路大震災から約2週間後に、当時中央区吾妻小学校に勤務されていた
臼井真先生が作詞・作曲した歌を皆さんと歌いました。この歌はその後の災害の起こった地域でも歌い継がれています。
これからもこの震災を皆が忘れないように・・・語り継がなければいけないという意見がでました。
6400人以上の方が亡くなられたこの震災・・・亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に
南海トラフ地震が起こる可能性が騒がれている今、施設としても災害時の対策をしっかり考えていかなければいけないと思います。