介護実習
11月6~12月4日まで中央介護福祉専門学校から3名の実習生が来ていました。
今回の介護実習では、介護計画のアセスメントから目標選択までを実施しました。
初めての長期実習 初めは緊張している様子も見られましたが、実習を重ねていくうちに段々と慣れ、最終日には利用者様が「寂しい」と口を揃えて仰るほどの存在感を出していました。
実習の課題である、1人の利用者様を対象とした介護計画の作成
ご本人の望む生活の実現のために介護計画を作成させて頂くことをお伝えすると、「あら、そうなの。うれしいわ!」と利用者様が笑顔で答えて頂きました。
実習生の対象者様のE様。他の利用者様と関わりをもって頂くためにお茶会を開きました。
「わたしこういうの大好き、毎月やれたらな…。」と嬉しそうに話されていました。
人と話す事が苦手な対象者様、コミュニケーションをとるのが難しい中での実習となりましたが、学校での学びを活かし話の内容や質問の仕方などを工夫して関わる事を意識していました。
実習生の関りから、「私達も知らない情報を知る事ができ、初心に帰ることができた」と実習指導者のNさん
ユニット内だけでなく移動販売やお買い物レクなど施設外の活動にも参加してもらいました。
実際に商品を手に取り選ばれている方や物価の高さに驚く方など、ユニットでは見る事の出来ない
利用者様の一面を見る事ができました。
実習中には週に1回、養成校の教員・実習指導者・実習生とで開催する巡回指導があります。
実習の進捗状況等を共有する場となってます。
最終日には、実習報告会(反省会)があります。
実習で学んだこと、介護計画作成の取り組みをレポートにまとめ、発表します。
成島苑には、中央介護福祉専門学校の卒業生が多く働いてます。卒業生の多くが卒業後も学校との関わりを大切にし、実習指導等を行っています。
同じ学校を卒業している仲間が多いと利用者様の対応で迷った時などに横のつながりを生かし、先輩後輩関係なく相談できることが強みだと思います。