特定技能外国人　～外部研修会とJLPT～

先日千葉市で行われた厚生労働省補助事業として公益社団法人日本介護福祉士会主催の介護職種の技能実習指導員講習へ明心苑から8名の職員が参加しました。

日本では少子高齢化により、介護職のみならず多職種の人手不足が深刻化しています。その不足した人材を補うために海外からの応援が必要不可欠なのです。

現在、明心苑では特定技能外国人の受け入れを行っていますが今回の研修は“技能実習生”に関しての研修になります。

どちらも制度の内容は違いますが外国人に技術を教えるという部分では変わりありません。

どの業界においても言葉が不自由な外国人に仕事を教えることは簡単ではありません。生まれ持った環境や文化も違うのでお互いに理解し合うことが大切になります。

他の施設によっては外国人に対してどう指導していいのかが分からないために敬遠してしまうことも少なくないようです。

こうした意識をなくすためにも明心苑の職員には研修の参加や交流会、勉強会等あらゆる資源を活用してもらい外国人の知識を日々深めております。

追記

12月7日に行われたJLPT(日本語能力試験)に明心苑から5名の特定技能外国人の職員が受験に挑戦しました。

この試験は、日本語を母国語としない人の日本語能力を測定し認定するものです。

JLPTにはN5からN1までの5つのレベルがあります。 N5が最も易しく、N1が最も難しいレベルです。

明心苑には現在N2レベルが3名、N3レベルが5名います。

↑模試の様子です。

明心苑では月2回の勉強会に加えそれぞれのレベルに合った課題にも取り組んでいただいております。

みなさん明心苑に働き始めた頃はN4～N3レベルでしたが必死に努力してここまで成長することができています。

きっと全員合格できることでしょう。健闘を祈っております！！