介護専門学生考案レクリエーション③(ライラックフロア)
以前から紹介させて頂いている中央介護専門学校の学生が
ライラックフロアでのレクリエーションを考えてくれました。
その時の様子をお届けします。
ライラックでは「芋堀レク」を行いました。
芋堀レクは“土に触れる機会を作る”“自身で穫ったさつま芋で食レクを楽しむ”がねらいです。
また、土が目や口に入らないように声掛けや、手袋の使用を促したり
実施日の気温が寒かった為、防寒対策も行いました。
始めはあまり乗り気ではなかった利用者様も、いざ始まりさつま芋が見えると
「ほらみんなで掘るよ」「こんなに大きいさつま芋があるんだね」という声が聞かれました。
芋堀を通して、真剣な表情で参加する方、笑顔で他利用者様や職員に声を掛けられる方が
多く見受けられました。

芋堀後は「これ後で皆で分けたいね」と話す方や「芋堀なんて数十年ぶりだよ」と話される方もいました。




下準備では「さっきのお芋どうするの?」「これは私が穫ったやつだから他の人には渡さないでね」
など話す方もいたり、
1つ1つ丁寧にさつま芋をラップに包み、嬉しそうな表情で職員に話しかけられる利用者様もいました。



現場では中々思いつかないレクを考えてくれる学生には感謝しかありません。
利用者様も職員も全員が楽しめるレクを実施する大切さを改めて気づかせてくれました。
ありがとうございました。
レクを通して、全員が楽しむにはどのような工夫が必要かを考えるのも介護職の仕事だと思います。
利用者様の笑ったり楽しんだり、意外な一面をお傍で見られる介護職は幸せだなと感じます。
