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-日々のあすか物語-

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2025.11.24あすか福祉会

2025年度機能訓練指導員集合会議

昨年に続き、今年も法人の機能訓練指導員の集合会議を関西エリア(兵庫県・神戸)にて令和7年11月20日(木曜)~11月21日(金曜)に開催することができました。九州・関東から集まり、16名参加しました。

関西エリアは、特別養護老人ホーム 鈴蘭台西・介護型ケアハウス グリーンヒル・介護老人保健施設 神戸彩光園・看護小規模多機能ホーム なるこが同敷地内に併設されています。
神戸彩光園には言語聴覚士(ST)[機能訓練指導員の資格の中の一つ]が所属しており、「嚥下」をテーマに講習を行いました。食物を実際に飲み込むところは直接見えないため、専門分野の知識が必要となります。映像や実際の体験で嚥下の問題を体験する内容が印象的でした。終了後も具体的に困っていることや現場スタッフへの取り組み方等、実践するための質疑応答がありました。

症例検討のグループワークの際は、どの班も意見や議論が絶えずされており、普段合わない各拠点の機能訓練指導員が談議に花を咲かせていました。

福祉用具委員会からは国際福祉機器展の傾向や、福祉用具をうまく導入してあすか福祉会を強くしていく強いメッセージの発信がありました。

また、福祉用具の代表でもある、車いすの活用する方法として、背張りを調整して、支持面を拡げ姿勢を改善させることで、嚥下の姿勢に対するアプローチを行うこと。筋緊張の高い利用者の接地面の空間を埋めることで筋緊張低下の実技もありました。

各参加者が、実践できることを持ち帰り、わからないことを一つでも減らす実りある会議となりました。

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