枝豆収穫祭
成島苑には「畑クラブ」があります。
畑クラブを始めた理由は、成島苑の地域柄、農家をされていた方やお花を育てていた方が多いこと、また、介護計画の主目標「花壇・ユニットでできる家庭菜園の世話を、職員や他の利用者様とともに行う」とされる方が多いことから、畑クラブを立ち上げました。
その時の様子をお届けします。
7月25日に収穫祭を行いました。その日も暑かったのですが、参加された皆様、笑顔で収穫を行っていました。
主に畑のお世話をして頂いたI職員より「今年は猛暑で雨が少なかったため、水をきらさないように毎日水をあげていたが、それでも水が少なく枝豆の実が小さかった」とお話を聞きました。
掘った枝豆を地域交流スペースに持って行き、枝から実を取って頂きました。
枝豆を渡し、取るのが難しいかなと職員が思っていた方でも、昔仕事でやっていた時と同じように、枝から実を取っていらっしゃいました。
まさに「昔取った杵柄」だと感じた瞬間でした。
実を取っている時も「大きいのもあれば小さいのもあるね」など聞かれました。
「うわぁ!すごいね!いっぱいなったね。」「きれいな緑色だね」 など聞かれました。
皆様で枝から取り終わった後、枝豆を職員さんが茹でました。
いざ、実食🌱
「最高だね」「素材の味がいいね」「ビールがほしくなっちゃうね」など聞かれました。
皆様にとっての「幸せ」はなんですか?幸せは人それぞれ違うと思います。
昔当たり前に行っていた「収穫」「農業」は、生活をする為に行っていました。
農家だった利用者様にお話を聞くと「大変だった」「隣の家の方と野菜を交換した」などのお話をよく聞きます。
今の私たちの生活に「農業」が身近ではない分、分からない事がたくさんあります。
利用者様から教わることの方が多いです。
秋の収穫に向けて、利用者様と一緒に何を育てるか決めています。
成島苑の収穫祭を楽しみにして頂けたら嬉しいです。